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電話占いを使っていると、たまに変な方向に話が進むことがあります。
相談していたはずなのに、いつのまにか物を売られている。祈祷の代金を請求される。あなたには霊がついていると言われる。
私は10年で600人以上の占い師に相談してきましたが、その中で何度かこういう場面に当たりました。今回はそのときの話と、どうやって断ったかを書きます。
先に結論だけ書いておくと、断るのに霊的な知識も、強い意志も要りません。必要なのは、自分のお金の使い道を自分で決めているという、それだけです。
「除霊に100万円かかります」
個人で活動している占い師に相談していたときのことです。
途中で、こう聞かれました。「ご家族に、新興宗教に入っている人はいませんか」
祖母が霊友会に入っていたので、そう答えました。すると先生の話し方が変わりました。
「それが原因です。あなたが不幸なのはそのせいです」 「祓うには100万円かかります」
断りました。迷いませんでした。
霊友会は供養が中心の団体で、祖母は納得して入っていましたし、高額なお金を払っていたわけでもありません。それを一方的に不幸の原因だと断言されても、納得のしようがない。
その先生がそのあと何を言ったかは、正直あまり覚えていません。食い下がられた記憶もないので、断られ慣れているんだと思います。
私が即答で断れた理由
意志が強かったからではありません。
母が同じように地場でやっている拝み屋さんんに数百万円を払って、結局何も変わらなかったのを、子どもの頃に間近で見ていたからです。
藁にもすがりたい人に、その藁は高く売れます。そして買っても、状況は変わらない。私はそれを、実例として知っていただけです。
高額な祈祷や除霊を断れない人は、意志が弱いわけではないと思います。実例を見たことがないだけです。効果があるのかないのか分からないから、判断ができない。判断ができないところに「あなたのためです」と言われると、断る理由が見つからなくなる。
だから、この記事がその実例の代わりになればいいと思って書いています。数百万円払っても、何も変わりません。
パワーストーン3万円のほうが、実は危ない
同じように、商品を勧められたこともあります。
「この数珠を持てば運気が上がります」 「このパワーストーンを持てば恋愛がうまくいきます」
金額は3万円でした。祈祷済みだそうです。
100万円は桁が大きすぎて、逆に断りやすい。危ないのはこの3万円のほうです。「これくらいなら」と思える金額だからです。
私はこれも断りました。理由は霊的なものではありません。
まず、単純に欲しくなかった。パワーストーンのブレスレットは、身につけていると「病んでいる人」に見える気がして、私はあまり好きではありません。デザインも、正直なところ好みではない。高いものでも安く見えてしまいます。
そして何より、私はヴァンクリのアクセサリーのほうが欲しい。
これが一番使いやすい断り方だと思います。
効果があるかどうかを議論しようとすると、相手のほうが話に慣れているので勝てません。でも「私はそれが欲しくない」は、誰にも否定できない。霊感の話をしなくていいし、失礼にもならない。
ちなみに祈祷済みと言われたパワーストーンは、写真で見る限りゴム紐に石を通したものでした。材料を自分で買って作れば、もっと安く、もっと好きなデザインで作れます。
祈祷や護摩焚きの代行にも相場があります
護摩焚きを代行すると言って、お金を請求してくる占い師もいます。
これも一度、金額を提示されたことがあります。そのとき思い出したのが、東京の深川不動堂のことでした。
あそこは護摩木が1本500円です。護摩行そのものは毎日行われていて、参加は無料です。結構楽しいですよ。
初めて言われると「祈祷、ぜひお願いします」となってしまいがちですが、本来の相場を知っていると判断が変わります。数万円を請求されている時点で、それは祈祷の代金ではありません。
寺社に自分で行けば済む話ですし、そのほうが安くて、しかも自分で手を合わせられます。
占い師が個人の連絡先を求めてきたら、必ず断る
もうひとつ、私が実際に失敗した話を書きます。
ある占い師と、個人的に連絡先を交換したことがあります。「お金を払わなくていいよ」と言われて、最初は嬉しかった。
完全に失敗でした。
無料で見てもらっている負い目があるので、こちらからは頼みにくくなります。そして先生のほうは、手が空くたびに電話をかけてくる。内容は私の相談ではなく、先生自身の愚痴でした。延々と聞かされました。
無料の相手には、遠慮が要らないんです。私は相談者ではなく、感情の受け皿になっていました。
まともな占い師は、個人の連絡先を求めません。 会社を通さないやり取りは規約違反になることが多いですし、それを分かったうえで求めてくる時点で信用できません。求められたら断る、しつこければブロックで問題ないです。
職場に電話をかけてきた会社もありました
小規模な電話占いの会社を使っていたときのことです。
予約確認電話に出られなかっただけで、勤務先に電話がかかってきました。支払いは一度も遅れていません。
そもそも、電話占いを利用するのに勤務先の連絡先まで登録させること自体がおかしいと思います。個人情報の扱いが雑な会社は、それ以外の部分も雑です。
登録の時点で不要な情報を求められたら、そこで使うのをやめたほうがいいです。
結論:大手を使えば、ほとんど起きません
ここまで書いた話は、全部、個人の占い師か、小規模な会社で起きたことです。
大手の電話占いを使っている限り、私はこういう目に遭ったことがありません。理由はいくつかあります。
占い師の採用審査があるので、そもそも変な人が入ってこられない。会社を通した決済しかできないので、個人的に高額な商品を売る仕組みがない。何かあったときにサポートに連絡できる。
個人や小規模な会社が全部危ないとは言いません。ただ、初めて使うなら大手からというのは、お金を払って学んだ結論です。
私が使っている会社
電話占いヴェルニ
私が一番長く使っているのがヴェルニです。
ここを勧める理由は、全国の占いの館と提携していることです。個人的には、千里眼やアクアマリンに所属している先生をよく選んでいます。
先生を探すとき、私はまず所属を見ます。実店舗の占い館に所属している先生は、対面で食べていける人たちです。店舗に常連がついている先生が、電話で急に高額な壺を売りつけてくることは、まずありません。
在籍している先生の数が多いので、料金の幅も広い。1分180円台の先生もいます。通話料が無料なのも、長く話す人にはかなり効きます。
電話占いピュアリ
採用審査の厳しさを公式に打ち出している会社です。
料金は正直、安くありません。ヴェルニより高い先生が多いです。ただ初回の無料枠は在籍する全ての占い師が対象なので、試しやすくはあります。
それでも挙げるのは、しっかりした先生に当たる確率が高いからです。じっくり話したい相談があるとき、外したくないときに使う会社だと思っています。
まとめ
最後に、この記事で伝えたかったことを整理します。
- 高額な除霊や祈祷を勧められたら、その場で断っていい
- 断る理由は「効果がないから」ではなく「私はそれにお金を使わない」でいい
- 3万円くらいの商品のほうが、実は判断が鈍る
- 祈祷や護摩焚きには本来の相場がある。寺社に自分で行けば数百円で済む
- 占い師が個人の連絡先を求めてきたら断る
- こういうことは、ほぼ個人と小規模な会社で起きる
私は600人以上に相談してきましたが、そのうちの何人かでこういう目に遭いました。全体から見れば少数です。でも、当たったときの損害が大きい。
だから最初は大手から始めてください。同じ失敗を、他の人にしてほしくないので書きました。

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