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浮気を繰り返す人と、7年付き合っていました。
よく物を買ってくれる人でした。シャインマスカット、パナソニックのスチーマーとドライヤー、プラダの靴。オーブンが欲しいと言ったら、それも買ってくれました。
それなのに、浮気のことで文句を言うと、最後に黙るのはいつも私でした。悪いことをしたのは向こうなのに、罪悪感を感じていたのは私のほうです。
同じ相手との話は、こちらにも書いています。
▶ 中出しをしたがる男は「性欲」ではなく「支配欲」|7年付き合って気づいたこと
もともとは、ケチな人だった
付き合い始めた頃の彼は、かなりケチな人でした。食事は割り勘。私もそんなに高いものを食べるわけではないので、割り勘でもどっちでもいいと思っていました。
それがいつの間にか、全部払うようになり、ちょっと出かけただけでお土産を買ってくるようになりました。ポップアップのお店で可愛い和菓子を見つけたら買ってくる。最後のほうは、サンマルクのチョコクロまで買ってきていました。急にそうなると、うれしいより先に、正直ちょっと困ります。
彼の収入はそれほど高くありませんでした。バッグを買ってくれたときも、星のやに連れて行ってくれたときも全部おごりだったので、彼にとっては多少の負担だったと思います。
だから私も、少し高い食事のときは自分で出すようにしていました。彼の仕事も手伝っていました。もらうだけもらっていたわけではありません。
それでも、もらうたびに「何か返さなきゃ」「期待に応えなきゃ」という気持ちが少しずつ溜まっていきました。
浮気は、すぐにわかった
気づいたきっかけは、一つではありません。
彼は個人事業主で、どこへ行くにもパソコンを持ち歩いていました。そのパソコンが、よく「壊れた」と言うんです。実際は壊れていなくて、私が初期化するとすんなり直る。だから、私が預かって直すことがよくありました。
そうすると、Wi-Fiの接続履歴でどこにいたのかがわかってしまうしこっそり裏でスマホも見ていました。財布のレシートも知らないお店だったりと、まぁいけないことだけど見ていまし。それに、知らない女性から、私に直接連絡が来たこともありますからそりゃ見ますよ。
文句を言うと、話がすり替わる
浮気のことで文句を言うと、彼は機嫌が悪くなります。そして、自分がどれだけいろいろやってあげているか、自分もどれだけ我慢しているか、という話になる。
じゃあ、文句があるなら言ってみてよ、と返すと、
「泣くからいいよ」
それで終わりです。それ以上は何も言いません。
こうなると、私はもう何も言えなくなります。彼が何を我慢しているのかもわからないまま、私が何か悪いことをしたんだろうか、という気持ちだけが残る。浮気をされたのは私なのに。
知らない女性から連絡が来たときは、さすがに強く言いました。それでも、彼からはほとんど反応がありませんでした。
その女性とは、私が直接話しました。彼から「変なことするな」と言われたそうです。私には何も言わないのに、彼女にはそう言っていたわけです。
好きな服の色まで変わっていた
私はプラダが好きでした。バッグを買ってもらったこともあります。
彼のほうは、プラダをあまりいいと思っていませんでした。値段と品質が見合っていない、という考えで、たぶん好みでもなかったんだと思います。プラダのバッグを買ってもらったくらいで、なんで私があれこれ言われなきゃいけないのか、正直いまもわかりません。
服もそうでした。私は気持ちが暗くならないように、明るい色の服を着るようにしていたんです。でも、そういう服を着ていると、彼は一緒に並びたくないという態度をとる。
気づいたら、黒い服ばかり買うようになっていました。
何でも買ってくれるのに、言い返せなくなる心理
今振り返ると、あのときの自分に何が起きていたのか、少し説明がつきます。
もらうと「返さなきゃ」と思ってしまう
人には、何かをしてもらうと「お返しをしなきゃ」と感じる心理があります。返報性(へんぽうせい)の原理と呼ばれていて、社会心理学ではよく知られた考え方です。試食をすると、買わないと悪い気がする感覚。
もらうだけもらっていたわけではないのに、それでも借りがあるような気持ちになっていました。そこに「自分もやってあげている、我慢している」と言われると、言い返しにくくなります。
急に気前がよくなるのは、罪悪感の埋め合わせかもしれない
浮気をしている人が、急にプレゼントを増やしたり優しくなったりする、という話はよく聞きます。後ろめたさを、物やお金で埋め合わせようとする心理です。
ケチだった彼が急に全部払うようになったのが、浮気のせいだったと思いますし、浮気を繰り返していた罪悪感で優しかっただけなのかもと思っています。
「泣くからいいよ」は、こちらに罪悪感を持たせる
不満がありそうな空気だけを出して、中身は言わない。こうされると、言われた側は相手の気持ちを想像して、自分を責めはじめます。
相手に罪悪感を持たせて、自分の思う方向に動かそうとすることを、「ギルトトリップ(罪悪感の押しつけ)」と呼ぶことがあります。彼がわざとやっていたのかはわかりません。でも、私が何も言えなくなっていたのは事実です。
彼からすると、何でも買ってあげて、ご飯もおごってあげているのに、なんで自分の言う通りにできないんだ、と思っていたのかもしれません。
物をくれる人がみんなこうだ、という話ではありません。私の場合は、もらっていることが、言いたいことを飲み込む理由の一つになっていました。
電話占いでも、言われたのは「別れたほうがいい」
この話は、電話占いで何度も相談しました。
正直に書くと、特別な答えはもらえていません。ほとんどの先生は「別れたほうがいい」でした。「そういう人だとわかったうえで、自分が持つなら付き合っていくのもあり」と言う先生もいました。どちらも、一般的なアドバイスです。
答えは、自分でもわかっていました。
それでも相談していたのは、この話を誰にもできなかったからです。友達に話せば「別れなよ」と言われる。正しい意見だけど、話したのに別れないと、次から話しにくくなります。
占い師は、こういう話を聞き慣れています。引かれることもないし、合わなければ別の先生を選べるからループして占いジプシーしちゃってました。
別れは、向こうから来た
最後は、彼のほうから別れを告げられました。そのあと何度か連絡が来ましたが、一度も返していません。
何年か経った今は、別れてよかったと思っています。
私が使っていたサービス
一人で考えていると、相手の言葉の中で考えるようになります。私が悪いのか、我慢が足りないのか。別れるかどうかは今すぐ決めなくていいので、外の人に一度話してみてください。友達でも、占い師でも、専門の相談窓口でも構いません。
電話占いヴェルニは、私が最初に使って、今も使っている会社です。採用審査があるので変な先生に当たりにくく、全国の占いの館と提携しているので、実店舗で仕事をしている先生を選べます。恋愛相談が得意な先生も多いです。
ココナラは、料金を抑えたいときに使っています。安く試せるのと、メール占いが選べるのがいいところです。声に出すのがきついときは、こちらのほうが向いています。
ただ、私のときもそうだったように、先生によっては一般論で終わることもあります。合わないと思ったら、別の先生に変えて大丈夫です。選び方はこちらに書きました。

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